来年から1株単位で株が買えるように!?メリットデメリット疑問を整理してみた。

こんなニュースが飛び込んできました。

株取引、1株単位に引き下げ視野 東証ルール変更検討、3月策定へ(共同通信) – Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/

東証では現在、株を買うのに最低100株単位で購入しなければなりません。

例えばKDDI(au)の株価は7月24日の終値で4,573円ですが、これは1株単位での金額なので、KDDIの株を買おうとすると最低でもこれの100倍、457,300円必要でした。

これを1株単位、4,573円からでも買えるようにしようという話ですね。

楽天証券やSBI証券等、一部の証券会社ではすでに1株単位からの注文をすることも可能でしたが、東証のルール変更ということで全ての証券会社で1株単位から買えるようになるのでしょう。

というわけでぱっと考えたメリットデメリット疑問どん。

・少ない金額から投資を始められる。
・そのため、個人投資家の市場への参入が容易になり、購入取引が活発化、株価が上がる要因になりえる。
・投資金額の分散投資がやりやすくなる。
・現在の1株単位で買える株は銘柄が限られていたりしましたが、すべての株が1株単位で買える。

・株主総会や株主資料の郵送対応等、企業の負担がかなり増える。
・上記はコストが増えるということなので、株価にとっては下がる要因。

・現在、100株未満での注文は成行注文がほとんどだが、ちゃんと100株以上の注文と同様に指値などの注文もできるのか。
・現在、100株未満での注文は手数料が高いことが多いが、100株以上の注文と同様の手数料になるのか。
・株主優待は100株以上保有の株主に向けて行っていることがほとんどだが、企業はどのように動くのか。
・議決権も100株以上保有の株主が今は持つが、これは変わるのか。

実際に1株単位で取引ができる日が近づくにつれ、疑問は解消されていくと思うので続報に期待ですね。

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