Apple製品にはファミリー共有機能というものがあります。
家族のスマホが全員iPhoneの場合、有料コンテンツの共有ができ非常に便利です。
筆者のおくやま家ではこの機能を使い、お得にサブスク等を共有して楽しんでおります。
この記事では、ファミリー共有機能でできることやメリットデメリット、よくある疑問について解説いたしますので是非最後まで読んでいってください。
Appleファミリー共有機能とは【何人まで?】
iCloud、AppleMusicといったAppleのサブスクリプションやAppStoreで購入した有料アプリ等を家族で共有できるサービスです。
成人1人が管理者となり家族を招待し、最大5人まで共有できます(計6人)。
家族それぞれが個人のAppleIDを使用しますのでプライバシーが守られますし、13歳未満の子供の場合は子供用AppleIDの作成が可能です。
子供用AppleIDを利用した場合、ペアレンタルコントロール機能がファミリー共有にはありますので子供のアクセスするコンテンツに制限をかけることが可能です。
Appleファミリー共有機能のメリットやできること
Appleのサブスクリプションサービスを共有できる
共有できるサブスクリプションは下記です。
- iCloud+
- AppleTV+
- AppleMusic
- AppleArcade
また、上記4つがセットになってお得なAppleOneファミリープランを契約すれば、月額1,980円でこのサブスクリプションを家族5人で楽しめます。
家族それぞれが個別にサブスクリプションを契約する必要が無いため、お得に節約できますね。
【共有しない設定方法】
管理者のiPhoneの「設定アプリ」>「ファミリー」>「サブスクリプション」>「iCloud+」>「ファミリーとの共有を停止」
購入したコンテンツを共有できる
ファミリー共有では、ファミリー共有に参加した人が購入したコンテンツを共有することができます。
具体的には、アプリや音楽、本に映画とかですね。
特に有料アプリが共有できるのはありがたい人が多いのではないでしょうか。
おくやま家では「Minecraft」を購入しファミリー共有、家族全員で「Minecraft」を楽しんだりしています。
【共有しない設定方法】
iPhoneの「AppStore」>画面右上の「アカウントボタン」>「アプリ」>「マイアプリ」>共有したくないアプリを左にスワイプし非表示をタップ>「完了」
位置情報を共有できる
子供の位置を共有できるようにしておくと親としては安心ですよね。
ある程度子供が大きくなってきたらプライバシーもあるので子供と相談しましょう。
【共有しない設定方法】
「設定アプリ」>「ファミリー」>「位置情報の共有」>設定を確認する
ペアレンタルコントロール機能で子供のiPhoneを機能制限できる
ファミリー共有を行うとペアレンタルコントロール機能で子供のiPhone(Apple製品)の機能制限を行えるようになり、主な機能制限はこちらです。
・休止時間の設定:iPhoneを使える時間帯を設定することができます(例:20時~5時は使えなくする)
・アプリ使用時間の設定:カテゴリや個別のアプリ毎に1日の使用時間を設定できます
・コンテンツの制限:アプリ等をダウンロードするには管理者の許可が必要にしたり、課金等ができないようにできます
代表的で便利な機能を上記に挙げましたがこれは一例で、他にも細かく制限をかけることができます。
親としては嬉しいですね。
【設定方法】
「設定アプリ」>「ファミリー」>子供のアカウントをタップ>設定を行う
Appleファミリー共有機能のデメリット
支払いは管理者のクレジットカード
支払いに設定できるのは管理者のクレジットカードです。
支払いが1本に統一されてしまうので、別の家族のクレジットカードを使いたい場合でもできないのが残念ですね。
設定しないと購入した有料コンテンツ(音楽やアプリ等)がバレる
ファミリー共有を設定すると、別の家族が買った有料コンテンツが無料で利用できるようになるため、他の家族に何を買ったかバレます。
これを回避するには共有しない設定をしなければいけないので、忘れずに行ってください。
【共有しない設定方法】
iPhoneの「AppStore」>画面右上の「アカウントボタン」>「アプリ」>「マイアプリ」>共有したくないアプリを左にスワイプし非表示をタップ>「完了」
設定しないと位置情報がバレる
ファミリー共有は位置情報の共有も行えます。
基本勝手には共有されないですが、万が一共有される設定になっていたら家族に位置情報がバレるのでそれが嫌な人は設定を確認してください。
【共有しない設定方法】
「設定アプリ」>「ファミリー」>「位置情報の共有」>設定を確認する
Appleファミリー共有の設定方法
ファミリー共有の始め方
これからの操作は管理者となる人のiPhoneで行ってください。
画面上の案内にそって、ファミリー共有グループを設定してください。
参加を依頼した家族のiPhoneに参加の案内が届くので、参加を承諾してください。
ファミリー共有に家族を追加する方法
これからの操作は管理者となる人のiPhoneで行ってください。
画面上の案内にそって、ファミリー追加の操作をしてください。
参加を依頼した家族のiPhoneに参加の案内が届くので、参加を承諾してください。
Appleファミリー共有のよくある疑問
共有できるのは何人まで?
成人1人が管理者となり家族を招待し、最大5人まで共有できるので計6人までです
支払いは別々にできる?
管理者のクレジットカードで支払うので別々にはできません。
あとがき
この記事ではAppleのファミリー共有について紹介いたしました。
この機能を使えば、子供のスマホをきちんと制限できたり、AppleMusicを家族で楽しんだりできますね。
是非利用してお得にサブスクや有料コンテンツを楽しんでください。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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